仮組みしたドマーネSL7改のオーナーが来店。ポジション合わせを行いました。
ローラー台に載せたドマーネに乗車して最終チェック。
ポジションが決定した【Domane SL 7 Big Bear Version】です!
(^(Ξ)^)
11速化したファーストフォワード90mmホイールとオーシンメトリックの楕円チェーンリングが大迫力です。
コラムカットし、ケーブル長を最適化して組み付け調整します。完了後、細かいパーツを取り付ければ完成です。
ホイールセットのアップグレード
一般的に完成車はコストパフォーマンスに優れたパッケージですが、価格設定の中でどうしてもグレードが低めのパーツを使用する部分があります。
その中でもホイール廻りが犠牲になることが多いです。
しかし逆に言えば、ホイールを少し良い物に交換すれば性能が飛躍的にUPするという事です。
今回総予算8万円でレース仕様に選んだホイールは【A-CLASS ALX470】です。
リムハイト30mmのアルミエアロリムながらセット重量がカタログ値で1600g(実測1625g)を切りつつ、価格が\56,160-とコストパフォーマンスに優れたホイールです。←試乗して満足げなN川君です。
このホイールに、軽量なHUCHINSONアトムCOMPタイヤとPanracerR-AIRチューブを組み合わせ、前後ホイールセット重量は【F=1,066g/R=1,214g】と、オリジナルのホイールセットより500g以上も軽量となりました。
フレーム組み換え準備
先日紹介した【DOMANE 5 F/S】にフレームを組み替えます。
元のバイクは、当店にて2年前にコンポーネンツとホイールを交換したTREK最初のOCLVカーボンフレームロードレーサー5200=1994年製です。
20世紀から21世紀に!
今回ドマーネ5フレームに交換します。
今日は準備に、ステアリングコラムをカットし、必要なステッカー類を貼り付けて【バリアスコート】にてコーティングを行いました。
ステムが低く長目(3T ARX 17°140mm)なのには訳があります。
オーナーは事故により右膝関節が曲げることが出来ません。なので左脚のみでバイクを効率良く走らせることを研究され、現在の前に長く低いポジションを実践し、初中級者に負けないパフォーマンス発揮されています( ^o^)ノ