MTBルック車のペダリングが重いとの訴えでチェックするとBB*1にガタが。どうやら各部の注油にCRCスプレー*2を使用していたらしくグリスを溶かし流してしまったのが原因。預かり交換とついでに各部点検調整することに。このクラスのMTBには長い軸長のBBが使ってあるのが多くて合うのが在るか心配だったが何とか124.5mmのが見つかり無事交換。
CRC潤滑スプレーは手軽だが保油力は弱くグリスなどを溶かしてしまい意図に反して油切れを起こす原因になるので、ハブやBB・ペダル軸などグリスが封入してある個所に使用すべきではないのです。せいぜいケーブルの潤滑に使う程度にしておきましょう。注油する個所によりオイル類は使い分けが必要です。