【先週の作業】リヤスプロケットのローレシオ化
このバイクはシマノ105/5800シリーズを採用しています。現行のリヤスプロケットはロー側28Tが装着されていますが、ヒルクライム用に軽いギヤが欲しいというご要望に応えてロー側を30Tに変更するために必要なパーツを交換します。
変更に必要なパーツ一式。
今回は、リヤディレイラーのロングプリーケージ+ロー側スプロケットユニット+継ぎ足し用チェーン+チェーンピンを用意しました。
リヤをローギヤー化する時にリヤディレイラーとスプロケット全て新しい物に交換する必要はありません。シマノやカンパニョーロでは補修交換用小物パーツを販売していますので、比較的安価で変更が可能です。
右上が23-25-28T、下が24-27-30Tです。
スプロケットはロー側の3段分がセットになったユニットのみを交換し、トップ側8段分は元のギヤを使用します。
交換前の組合せが11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28T、交換後は11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30Tとなり、ロー側3枚のみワイド&ローレシオになります。
SSのプーリーガイドをGSに交換。
ローギヤが大きくななるのに合わせてチェーンを長くする必要があり、チェーンの張り(テンション)を保つためにプーリーゲージを長くする必要があります。
今回の改造で最大ローギヤ32Tまで対応します。
完成しました。